ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

マインドアーキテクチャーの文野義明です。


本当に変革した瞬間とは自分ではわかりません。
そして戻ったことにも自分で気付かず、私たちはコンフォートゾーンというひとつの箱庭のなかを堂々巡りします。脳はおしなべて自分を騙すことがとても得意な器官であり、創造的に私たちを現状に縛り付けようとします。

そんな中、あるとき抽象度が急激に上がる瞬間が誰にでも例外なくあるものです。そのときの感覚を述べるならば、強烈な違和感という言葉がピッタリでしょう。ガンダムに例えるならば、それはニュータイプへの覚醒です。
この時ぐらいは流石に自分でもその変化に気付けます。

その強烈な違和感に負けて、現状の中に戻ってしまうのはナンセンスですが、仮にその状態を維持した場合、次に起こるのは周りから否定です。

あいつは何をいってるんだ?

何か急におかしくなってない?


そんな声が聞こえてくるようです。

そして、仮にその抽象度を上げた状態を上手く隠して周りと一緒に過ごしていても、あなた自身がそこにストレスと違和感を感じます。純粋に話も合わなくなります。
観ている情報も違うし、住んでいる世界も違うのです。

こういう言い方をすると上からだというように感じる人もいるかもしれませんが、それは歴史を知らない人です。著名な物理学者アイザック・ニュートンもそのひとりでした。

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アイザック・ニュートン(1643年1月4日 - 1727年3月31日)


ニュートンの大きな功績のひとつは、これまで独立して考えられていた天界と地上界をリンゴという二次元閉多様体で結んだことにあります。

天上の物体のケプラーの理論と、地上の物体のガリレオの理論を、運動方程式で見事に統合したにも関わらず、彼は自分の研究結果を公表することにあまり積極的ではありませんでした。ハーレーという人の助言がなければ大著プリンキピアが日の目を見ることはなかったでしょう。彼自身は後世のひとがそれを発見し、理解することを望んでいたのです。

これは天才ならではでの直感(正確には無意識の高度な演算結果ですがw)が、この内容はおそらくほとんどの人が理解できないことを知っていたのでしょう。だから公開をためらったのです。


ニュートンに限らず、自身のアウトプットの公開を踏みとどまったひとや、恐れず公開して世間から恐ろしいほどのバッシングや精神攻撃を受けた人はたくさんいます。
ゲオルグ・カントールは悲惨も悲惨や、無限の概念の比較が可能であることを、実無限の立場からカントールの対角線論法を用いて鮮やかに証明しますが、誰からも理解されず当時はひどい仕打ちを受け、そのまま精神を病み他界します。
しかしその成果があったからこそ、かの天才クルト・ゲーデルが素因数分解の一意性とカントールの対角線論法を通じて、アプリオリを否定できたのです。
もちろん現在カントールの名誉は回復しています。


抽象度というものが仮にひとつの関数で示せたとしても、そこに時間というパラメーターが含まれているのかどうかは定かではありませんが、今は理解されてなくても後々理解されるというということは起こり得ます。

他人から理解されない程度のことを不安に感じるならば、その程度のゴールはいっそ燃やしてしまった方が現実的でしょう。同じ抽象度のひとと集まって、上司の悪口を飲み屋で言ってるぐらいがちょうどよいのです。

強烈なWant-toのゴールはむしろ他人の評価程どうでもいい物差しはないと教えてくれます。あなたの無意識が、自分のゴールと現状とのつながりが最適ではないと結論付けているのです。
私はいつもブログの中で、そういったヒントをきちんと提示しています。
そして次は、自分の選択です。
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