ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

マインドアーキテクチャーの文野義明(ふみのよしあき)です。


近年人工知能の進化が凄まじいものが存在します。

有名なのはIBM社のWatsonですが、他にもGoogleのAlphaGoといった人工知能が世間を賑わせました。


これだけの成果をまじまじと見せつけられると、人間の仕事は全て人工知能に奪われる未来がかなり現実味を持って予見されます。
 

そして、先日また人工知能の研究がひとつ進みました。

オーストラリア国立大学などの研究チームが開発した人工知能がボーズ=アインシュタイン凝縮を1時間足らずで学習したというものです。

ボーズ=アインシュタイン凝縮とは、マイナス273℃くらいの超低温で多数の粒子がある一つの状態に凝縮し、一斉に運動する不思議な現象のことです。


ちなみに、ボーズ=アインシュタイン凝縮を初めて確認したエリック・コーネル、カール・ワイマン、ヴォルフガング・ケターレには、2001年にノーベル物理学賞が贈られています。


ノーベル賞クラスの実験を学習してしまったのだからすごいニュースです。




さて、これらの成長著しい人工知能は結局統計処理をしているに過ぎません。

もっというと、コンピュータの計算能力に任せて、大量のデータを処理し、完璧に終わらなくても、ある程度のところで終了させ、それを答えとして出すということです。

なので、言語学者のノーム・チョムスキーも現在の人工知能の成果に対し、ブルドーザーが重量上げで人間を超えたようなものだと痛烈に批判しています。 

ミサイルの弾道計算もそうですが、コンピュータの計算能力は、これまでいくらでも人間の能力を局所的に超えてきています。


つまり、人工知能とは、本来の定義である人間が持つ知性というものを、獲得したわけでありません。

ここでいう人間の知性とは、新しいものを生み出す本当の知性のことです。


ただ、といいつつも、実際出来ることがどんどん増えていっているのは事実です。

なのでそのうち人間の職が一部奪われることには間違いないでしょう。


ここで奪われるというのは、主に単純作業です。


上記のボーズ=アインシュタイン凝縮のように、高度なことでもきちんと枠組みがあればそれも出来るようになります。


今の人工知能の成果が、ある枠組みがすでにあって、そのなかでの成果だと理解できれば、どういうひとが人工知能時代を生き抜くかがわかります。


人工知能時代を生き抜くひととは、それはズバリ”新しい枠組みを創る人”です。


人工知能にこれを教えようとしても、新しい枠組みを創るということを、新しい枠組みで定義しないといけないので、ハッキリいってかなり難しいです。


言葉にしてみても、ただの言葉遊びにしか見えません。


新しい枠組みを創るとは、コーチングのコンテキストに落とし込めば、それはすわなちゴールの設定です。

新しいゲシュタルトを創ることです。

人間がどうやってゲシュタルトを作るかといえば、それはいうまでもなくゴール設定です。


ゴールを設定することで、自分のRASをオープンにし、そこから入ってくるランダムな情報をいくつも重ね合わせて、ひとつのゲシュタルトにしていきます。
 
時代はとっくに個人のゴールありきの時代に突入しました。


ちょっと怖いことをいうなら、ゴールがないひとは生物的に死ぬというだけでなく、ゴールがないだけで生きている場所をも奪われてしまうということです。


人工知能でも代替できない個人を目指すために、まずはゴールを設定することから始めましょう!


私たちには、それが可能です。 

そんなクリエイティビティを最初から私たちは持っています。

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