ゲシュタルト(Gestalt)

全体と部分から双方向性をもって成り立ち、ひとつの統合的な意味をもつまとまりのこと。

言葉の定義だけ見ても、よくわからないので体感的に捉えられるよう図を用いる。

例えば以下のような8つの点があるとする。


dots
 

これだけを見ると、ただランダムに配置された点にしか見えないが、以下のように線を引くと立方体に見える。

cube
 
 
この点と線はもともと無関係であるにも関わらず、それらがお互いに双方向性を持って影響を与えることで立方体という意味を持った。

まさにこれがゲシュタルトである。
もちろんこの点や線のどれかが欠けても完全な立方体であるとは言えないし、またどれかが点でない別の物であってもやはり立方体ではなくなる。
例え見た目立方体であっても、上図と全く同じ立方体であるかといわれれば、それは異なる。

このように私たちは常に対象をゲシュタルトとして捉えており、自我でさえもゲシュタルトである。
なお、ゲシュタルトは常に同時にひとつしか維持できないという特性がある。

(Last Update 11.2.2014)