ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

マインドアーキテクチャーの文野義明です。


初めに余談ですが、簡単に書いたつもりでしたが、改めて読み返すと結構マニアックな内容にになってしまいました。

予め、ご容赦ください。苦笑



さて、今日は『プロセス』について考えていきたいと思います。

プロセスとは少し抽象的な物言いですが、私の趣旨として物事の過程そのものを指しています。

我々は何かゴールや理想を持ったとき、それらを実現するためには、必ず行動に移さないといけません。

その行動こそが、達成までの道のりこそが、今回私の綴りたいことです。


ここまで書くと、勘のいいこのブログの読者の皆さんは、本結論がやってみるまでわからないということであると、すぐに気付いたと思います。

では、なぜやってみないとわからないのでしょうか?

このやってみないとわからないという言葉の中に含まれた膨大な情報の抽象化を知っているかいないかで、この言葉の意味も、これからゴールに向かって進む人も、全くその先が異なってくると断言できます。


冒頭から少し熱くなってしまいましたが、さっそく本題に入りましょう!

まず、その大前提として、我々はコンピューターであり、2進数の計算アルゴリズムに従っていることを押さえてください。

いきなり大前提から、大半の方が「は!?」と思われたことでしょう。

しかし冷静に考えると至極当たり前です。

なぜならコンピューターとは情報を処理するものをコンピューターというからです。

人間も膨大な量の情報を常に処理しています。つまりコンピューターです。


また、コンピューターはその設計において、0と1の2進数を用いています。これは電源のONOFFに対応しているためです。

そして人間の脳の神経細胞も、ひとつひとつに着目してみると、その振る舞いは興奮しているかしていないかです。
つまりまさに2進数で動いているわけです。

そう考えたとき、脳の情報処理はまさしくコンピューターの2進数に従って演算されており、その一連のパターンは、まさにアルゴリズムと言ってよいと思っています。

なので人間はコンピューターです。


人間はコンピューターであると理解した上で、計算機科学の偉大な発見があります。

それはアラン・チューリングの計算不可能性です。
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(アラン・チューリング 1912年6月23日~1954年6月7日)

アラン・チューリングとは、イギリス生まれの大天才で、計算機科学のコンピュータの万能性を保証する数学的基礎を構築しました。彼の功績は他にもドイツ軍の暗号エニグマの解読から、ビルベルトの23問うちの決定問題を解決したことなど様々です。

ちなみに決定問題とは、機械的な手順(アルゴリズム)によって、その命題の計算が出来るか出来ないかを事前にチェックすることは可能かという問題です。


そんな彼が決定問題について、1936年に以下の論文で、計算不能性(チェックすることはできない)を証明します。

"On Computable Numbers, with an Application to the Entscheidungsproblem"(「計算可能数、ならびにそのヒルベルトの決定問題への応用」) 


この論文の中身をざっくりいってしまうと、コンピュータが何かを計算するとき、命題の答えを求めて計算するわけですが、事前にその命題の答えがあるかどうかチェックできないので、実際に計算してみるまでわからないというものです。

計算機科学という、我々のパソコンや携帯電話等のハードウェアの根底を支える学問が、計算結果が得られるか(その計算がいつ終わるか)は、計算してみないとわからないということを証明したのです!


これをどう解釈するべきか?

我々はコンピューターです。そしてその行動はアルゴリズムに起因しています。

なので、そのアルゴリズムで演算処理した結果、目的に到達できるかどうかは計算が終わるまでわかりません。


つまり、ゴールに到達するかどうかは進んでみないとわからないということになります。


これを聞いて、ある人は愕然としたと思います。なぜなら、確信も何もない中に飛び込むことは自殺行為以外の何物でもないからです。

しかし、そう思うのは早計です。


なぜなら、この証明は計算がいつ終わるかわからないといったに過ぎないからです。

もちろん、明日終わるかもしれないし、1年後終わるかもしない。もしかしたら一生終わらないかもしれないかもしれません。

つまらない運命論やすでに存在するシナリオがあるのではなく、あるのはランダム性です。

だからこそ、逆向きに我々は自由といえるし、どうにでもすることができるのです!



確かにゴールの達成は重要ですが、ゴールは1度達成して終わりではありません

達成したら、またその向こうのゴールに向かっていかないといけません

結局計算が終わるかどうかが重要なのではなく、終わった後もずっと計算なのです


だからこそ、やってみるまでわからないのです!

むしろ、やってみないといけません

我々の未来は決定づけられていないからこそ、どこまで行けるし、我々は無限の可能性を持つといえるのです!

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